エマヌエル・スヴェーデンボリ

エマヌエル・スヴェーデンボリ
エマヌエル・スヴェーデンボリ

心霊主義に影響を与えた人物として、スウェーデン出身の科学者・神学者・神秘主義思想家エマヌエル・スヴェーデンボリ(1688 – 1772)が挙げられる。

霊界を見聞し記録したことで知られ、霊能力を発揮したという事例も残されている。

一流の自然科学者であったが、科学の経験的認識の限界を自覚し、様々なビジョンを見るようになり、視霊者として聖書の霊的研究を行った。

霊魂の独立存在、死後存続を信じ、自ら天使や霊と語り、霊界を見聞し、天界、地界、霊界などについて詳しく記述し、その著作は啓蒙時代のヨーロッパに大きな影響を与えた。

スウェーデンボリによる霊界の描写は、現代人に起こる臨死体験と共通点が多いとされる。

両者に共通する点は、広大なトンネルを抜ける体験や光体験、人生回顧や時空を超えた領域を訪れる体験などである。

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